御定佩文齋詠物詩選



卷一百七十一讀書類

  五言古

《讀山海經》   晉 陶 濳
孟夏草木長、遶屋樹扶疎。衆鳥欣有託、吾亦愛吾廬。
既耕亦已種、時還讀我書。窮巷隔深轍、頗廻故人車。
歡言酌春酒、摘我園中蔬。微雨從東來。好風與之倶。
氾覧周王傳、流觀山海圖。俯仰終宇宙、不樂復何如。

 山海經さんかいきょうむ    陶 濳とうせん
孟夏もうか 草木そうぼくちょうじ、 おくめぐじゅ扶疎ふそたり。 衆鳥しゅうちょう 有託ゆうたくよろこび、 われまた いおりあいす。 すでたがやし またすでう、 ときかえりて しょむ。 窮巷きゅうこう 深轍しんてつへだて、 すこぶめぐる 故人こじんくるま
歡言かんげんし 春酒しゅんしゅむ、 園中えんちゅうむ。 微雨びう ひがしよりたり、 好風こうふう ともにす。 周王しゅうおうでん氾覧はんらんし、 山海圖さんかいず流觀りゅうかんす。 俯仰ふぎょうして宇宙うちゅうつくす、 たのしからしてまた何如いかん









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Last modified 2014/07/01 First updated 2014/04/28